川下寛次 当て屋の椿 1巻

微グロ。どろびちゃなグロいシーンは多いが
生肉の質感はいまいちで、そんなにグロく感じない。
そんな事よりもシナリオが良い。
時代設定は江戸時代らへんだと思う
よくわからんけど長屋とか吉原の女郎なんかが出てくる。
女嫌いで春画で生計立ててる絵師のにーちゃんと
探偵みたいなねーちゃんの話。
基本的に女がひどい目にあう、殺されたり嬲られたり。微エロ。
ほのかな恋心と、ままならない状況が人を狂わす。
好きな人に自分を見てもらいたい、だけど自分は醜い、だから人の体を剥いで自分につける。
とかまぁ、ほのかな恋心から狂気までに至る過程とその末路が、ここにある。
読んだ後に切なさが残る一冊。