夏色公園〜電波塔の下で愛を語る〜

ストーリーは主人公がリストラでぷーになりホームレスとして公園で寝床を探す所から始まります。
登場人物達は公園を心の拠り所にする人達、住んでるのも居ればちょくちょく来てるのも居る。
主要な人物達は公園内で通り名を持ち呼び合います。
それぞれ、エンプティー、アリス、オフィーリア、だそうです。
恥ずかしくないのか。


OPムービー有、クリップ系MADむーむーを見てる気分。
MADむーむーとエロゲーOPムービーて、一緒に進歩してきたんだなぁ、と今更ながら思う。
システムは移動先選択型ADV、行き先に誰が居るか解る。
サブタイトルに”電波”の字が入っているように、電波気味の科白も少々見受けられます。
テキストは一人称視点、主にVisualArts系のテキストBox形式
読み易いけど読み応えを感じないライトノベル的な文章。


3時間程度進めて、構成の甘さと文章力の無さをライター自ら露呈するようなモロ状況説明の科白が出てきたため
あんまり掘り下げた内容を持つ作品ではなさそう。
各ヒロインの背景設定を、メインヒロイン(だと思われる)が一括で説明するってのはそういうことと受け取る。


主人公は職を失い貯蓄も付き、望まずしてホームレスとなったのに、切実さは見受けられない